南原区の生い立ち
南原区は、戦後の引揚者や復員軍人等の入植者により、昭和21 年から始まった戦後開拓で誕生した集落です。
三つ(玉川・黎明・泉)の開拓組合により開墾が進められ、昭和30 年に玉川開拓組合が開拓行政から一般行政に移行。原村地籍のうち22 戸で南原区として区政をスタートしました。翌年、黎明開拓組合から5 戸、泉開拓組合から7 戸が入区し、34 戸となりました。
昭和40 年代後半ごろから入植者の二世が成人し結婚するようになり、また昭和50 年代に入って土地の個人売買などもあり、戸数も徐々に増え始めました。
さらに平成に入ると、村開発公社や個人・民間業者による宅地造成も進み、平成30 年には74 戸250 人余が暮らす地区となっています。

南原区の位置とアクセス
南原はその名の通り原村の南端に位置します。
原村中心地からはやや離れていますが、車での移動が中心の地方の地域にあっては、あまり気になりません。
むしろ、中央自動車道・JR・総合病院へのアクセスは非常に良く、生活する上で欠かせない食品スーパーにも近い環境です。